自転車環境創造、エコでコンパクトなまちづくりを考えるNPOビーン

■ キーワードは、環境 災害 健康


2011年の東日本大震災は、エネルギー問題について大きな教訓をもたらしましたが、その一方で、交通手段として自転車の効用の高さも教えてくれました。日本は先進国の中でも自転車の利用率が高い国ですが、震災以降その利用率は一段と高くなりました。国は、環境、災害、健康をキーワードに自転車の普及を促進する「自転車活用推進法案」により、自転車環境の整備を進めるとともに、歩行者を優先するエコでコンパクトなまちづくりを計画しています。こうした施策を受け、NPOビーンは歩行者と自転車が共生し、安全、安心な自転車環境の創造を積極的に支援していきます。

■駐輪場は地域密着した情報発信のサイクルステーション。


 

駐輪場といえば、自転車利用者が仕事や学校に行くため、買い物するために自転車をあずける場所というイメージが一般的ですが、NPOビーンは、これからは地域に密着した情報発信のステーションと考えています。自転車に関する情報はもとより、地元商店街や駅情報、地域イベントのインフォメーションなどを発信し、自転車利用者と地域を結びつける役割を担っていきます。

■違法駐輪の解決には、地域住民とのコミュニケーション。


 

自転車による迷惑行為のナンバーワンは、依然として違法駐輪です。利用者本人は軽い気持ちでも、歩行者にとっても、商店街にとっても迷惑このうえありません。駐車場の整備と撤去の取り組みはもちろんですが、地域住民とのコミュニケーションを深め、環境にいちばんやさしい自転車の違法駐輪が、地域社会や環境を壊しているかを啓蒙していくことが、長い目で見たときにやはり効果的です。

■安全な地域環境を作る、自転車のルール、マナー教育。


自転車の利用率が高まるとともに、自転車による事故が増えています。その原因について自転車の専門家は、自転車利用者のルールやマナーに関する知識不足だと指摘しています。国も道路交通法を改正し、自転車の罰則を設けるなど対策に乗り出しています。しかし、実効性を持たすためには、自治体と住民が一体となって、ルール、マナーの教育を行うことが不可欠です。NPOビーンは安全な、自転車利用促進にも貢献します。

■第3の公共交通としてシェアサイクル、レンタサイクル普及。


主に観光地などで普及が進んでいる、シェアサイクル、レンタサイクルの採用を検討する一般の自治体も増えてきました。しかし、システム管理、メンテナンスなどさまざまな課題があります。今後、自転車を持たない人、地域外から訪れる人にとって、シェアサイクル、レンタサイクルへの需要は高まると思われます。NPOビーンは、鉄道、バスに次ぐ第3の公共交通としてシェアサイクル、レンタサイクルを位置づけ、普及を支援していきます。